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NEWS

2020.09.25

おいしそうな女のワンピース物語VOL.2

可憐さと小粋さを同時に放つワンピース

 

 

「おいしそうな女」は、男からも女からも愛される オンナである。

もちろん自分からも。 男から愛される要素と、女から愛される要素は、 それぞれ挙げていけばたくさんあるけど、選択するなら、 “︎可憐さと小粋さを同時に放てるオンナ”は魅力的かつ、 男女から愛される人だろう。

 

女性有名人で私が思いつくのは、深田恭子さんである。 男性ファンも多い彼女に、大人可愛い小花柄ワンピース の衣装が多いのも“可憐”というイメージにぴったりだ。 と同時に、彼女は、女性ファンを惹きつける理由として “小粋さ”もあると思うのだ。

ただただ万人受けという より、ほどよいおしゃれ感がある。

 

そこでまとうだけで“可憐さと小粋さを同時に放てる 小花柄ワンピース“を作りたいと思い立った。

柄が“可憐”なぶん、シルエットにこだわった。

もし小花柄ワンピースが、もしふんわりとストンとした Aラインだったならば、“可憐”のみの印象になるため、 ウエストは思い切ってしぼることで、バストがほどよく 強調されるようになっている。

 

とはいえ、腰の位置が少し高めにしぼられていて、スカート 丈が長いので、全体的にはスレンダーに見えることに 成功した。 小花柄のカラーにも理由がある。甘すぎない色みをつかう ことで、ビターな“小粋さ”を放っているのだ。

“小粋さと可憐さを同時に放つオンナ“になる ワンピースに仕上がった。

 

颯爽とした色気が香り立つワンピース

随分前の海外ドラマで「リップスティック・ジャングル」 という番組があった。

女性達の恋や仕事や家庭のストーリーで、N.Yを舞台に 働く3人のヒロイン達のファッションがとても おしゃれで、ワクワクしながら観たものだ。

 

ドラマを観て以来、私の中であるイメージが湧いた。 「働く女性たち向けのワンピースをいつか作りたい」 好きな仕事だからこそ自分の中の”オンナ“を忘れない。

足元にはハイヒールを、唇にはリップをほどこし 社会というジャングルの中を、颯爽とした色気を香り 立たせて駆け抜けるときにまとうワンピースだ。

 

生地はピーチスキンタイプ・微起毛でスエードタッチ。

上品な陰影を醸し出す生地を使用した本明きのカシュクール。 カシュクールはパールボタンのループ掛け仕様にした。

スカートはラップになっているけれど、 下前はひだ奥でしっかり縫い合わせてあることで、 足が露わになることはない。

軽やかに勇ましく、女性らしく華やかにな 「おいしそうな女」のワンピースとなった。

 

 

上品な艶やかさが煌めくワンピース

「おいしそうな女」とって“品”は永遠のテーマである。

 

なぜなら、「おいしそう」というキーワード自体にどうしても エロティックな要素があるので、“品”がないととたんに、 ただただ色っぽい女という印象だけになってしまう。

私が提唱したいのは、艶やかな色気はあるけど、ベースには 上品さがあるオンナである。

それが煌めきとなって、周りの 人をも魅了するのだ。 今季のテーマ「JUICY DROP 〜おいしそうな女〜」という センテンスにぴったりなパールが主役のワンピース。

 

フロントのパールはセットされたままでボタンで取り外し可能。 艶やかさと放つパールを首元につけ、ワンピースをスリムな シルエットにすることで、品の良さとほのかな色気を出すこと ができた。

 

七分袖の袖口にはスリットがあり、たっぷりとした幅の 見返りをつけたので折り返しても縫い目が見えずエレガント な印象に。

 

過度な肉感の二重織なのでシワになりにくくタイト気味の シルエットでも体のラインを拾わない。

 

エレガントで華のあるワンピースだ。

 

(文と絵)イラストレーター・エッセイスト・コケットアンナディレクター 柴崎マイ

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