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2018.05.02

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Bonn sylphデザイナーが語るオリジナルプリントのこだわりとは?! Vol.1


BonnsylphのデザイナーYUMIKOのこだわりをご紹介させていただくシリーズです。

アパレルデザイナー歴30年以上のベテランデザイナーYUMIKOがBonnsylphを立ち上げることになったのは2016年冬のことでした。
一緒に製品を作っていてもYUMIKOのこだわりは様々なところに反映されています。
1商品1商品愛をもって作っていることは私たちの誇りでもあります。
 

裾上げ一つとっても裏バインダーで配色使いにしてみたり・・・
パールボタンも金属の足がついているタイプではなく直接穴の開いているタイプを探し求めてみたり。

その結果、納期はギリギリになったりと生産管理の担当からするとストップをかけたくなるようなこだわりばかりなのですが、そのこだわりがあるからこそのBonnsylphなのです。


私たちBonnsylphチームのこだわりと苦労を少しでもみなさまへお伝え出来たらと思いデザイナーYUMIKOのこだわりについての記事を書くことを決めました。

 

今の世の中、ぱっと見の見栄えが良ければ「売れる!」そんな時代です。
しかし、実際に手に取ったり日常で着用するとなると、ある程度のクオリティも重要です。


私たちはお客様を裏切らない。お客様を一番に。
そして何よりも洋服のプロである自分たちが納得できる商品作りを

をモットーに服作りに励んでいます。
安かろう悪かろうの時代に真っ向勝負のブランドとしてギリギリの価格で高品質な商品をお届けできるように日々努力しています。


さて、それではVol.1として今期初チャレンジした「オリジナルプリント」のシリーズのご紹介をしたいと思います。

 

 

これまで様々なブランドさんの服を作ってきたデザイナーYUMIKOですが、自分のブランドを持つことが夢でした。

今回、Bonnsylphのデザイナーとして、自分の服へのこだわりを自分の基準で作れることに喜びを感じたそうです。
1メーカーとしてクライアントとなるブランドの洋服を作る際にはクライアント様の希望が一番で「値段に収めるため本当に使いたかった生地をあきらめること」「指定されたデザインで作らなくてはいけないこと」など色々な制限がある中でデザインをしてきました。
 

このBonnsylphのデザイナーとしてブランドを立ち上げる際に、デザイナーYUMIKOが私たちにお願いしてきたのは「自分の名前を出してお客様に商品を届ける以上、手抜きは絶対にしたくない。自分がプロとして納得できる商品を作らせてほしい。」との話でした。

YUMIKOは週に2日ほど東京に出てきて打ち合わせを行い、週末は別荘でデザイン活動に勤しんでいます。


ブランドデビューより早1年、BonnsylphにかかわるメンバーはみなデザイナーYUMIKOのこだわりがあるからこそのブランドだと認識しています。

 

その1年を記念してYUMIKOが以前より目標としていた「オリジナルプリント」に開発に取り掛かりました。
2017年4月にデビューしたブランドですが、やっと1年かけてオリジナルプリントの開発に着手できました。

このオリジナルプリントが2018年SSの目玉として登場しました!
まだデビューしたばかりのブランドでもこなせる量で親身に取り組んでくれる生地屋さんを見つけたのが2017年冬のことです。


噂を聞き関西の工場までYUMIKO自身で足を延ばして商談を繰り返してきました。
とにかく大切なプリントだったらしく、いつも肌身離さず持ち歩いていたように感じます。
2018年より注目を高めているスカーフ柄を少し着やすくしたデザインで、水彩画っぽい繊細なプリントパターンにデザイナーYUMIKOも大満足です。

何度も出張を重ね打ち合わせをして2カ月かかってできたオリジナルプリントの生地でどんな商品を作ろうかとデザイン画を描いているYUMIKOさんがとても素敵でした。
私たちもどんな商品ができるのか楽しみに待ちわびた結果、とても素敵なワンピースとスカートになって届きました。

パネル柄のオリジナルプリントにしたため、パターンも注意をしないときりの悪いところで柄が切れてしまうというパタンナーさん泣かせの柄です。
そのワンピースとスカートができるまでに、YUMIKOさんお抱えのパタンナーさんが何度も計算を繰り返し、一番きれいな柄の見え方をする丈、切り替えを作り上げてくれました。

 

簡単なリピートデザインではなくパネルの柄を選ぶというところがYUMIKOさんらしいですね。
気になる商品をご紹介したいと思います。

まずは先日発売したばかりのパネルプリントロングワンピース

こちらはふくらはぎが隠れるくらいの大人な丈感で、ウエストのベルトが可愛らしいデザインになっています。
グログランリボンをたたきつけでウエストベルト自体にもこだわりある作りになっています。
もちろん取り外し可能なので、少しカジュアルに着こなしたい方はウエストベルトなしでデニムのJKなどを羽織るとバランスもいいですよ。


前はオールボタンになっているのでは織物感覚でデニムパンツと合わせて着こなすこともできます。
女らしさがあるデザインですが、カジュアルダウンもできるというのがBonnsylphのこだわりでもあります。


胸元のV空きと裾のボタン部分の開きで少し肌魅せが大人な女性らしさを表現します。
袖口やウエスト部分に少しギャザーを持たせることでふわっと可愛らしい感じも忘れずに添えてあります。

そして先週発売したばかりパネルプリントプリーツスカート

 

オリジナルプリントにさらにプリーツをかけるという贅沢な仕様です。
ウエストはゴムになっていますが、グログランリボンが叩いてありデザイン性もばっちりのウエストベルト部分!
ぱっと見はゴム仕様には見えないのが嬉しいところです。

女性らしい膝がしっかり隠れる丈で上品さが伝わりますね。
白いブラウスとの相性もばっちりです。

 

オリジナルで作ったプリントを最大限に表現できるこの2点のアイテムは、今期のBonnsylphの中でもぜひ注目してほしい商品です。

 

ネットショップだからこその苦悩もあります。
こだわりを表現する方法がネットでは限界があること。手に取ってもらえればわかるはずのこともネットショップである以上表現がとても難しいです。
私たちも少しでも多くの人にこのこだわりや品質の良さを知ってもらおうと日々尽力しております。
YUMIKOのこだわりを知ってもらえればBonnsylphの商品の良さを分かってもらえると信じています。

 

様々なファッショニスタの方にBonnsylphの服を着ていただき、とても品質がいい。細かいこだわりが素敵と言っていただいています。
展示会の際にお招きした皆様に細かいこだわりを褒めていただきデザイナーYUMIKOはとてもうれしそうでした。

 

とある方が「実際に見て触ったら、このクオリティがこの値段で出せているのは本当にすごい」と言ってくださったのが何よりもうれしかったです。展示会で少しでも多くの人に商品を見てもらえて、意見をお伺いできて自信にもつながりました。

 

さて、このシリーズは少しでもBonnsylphの商品についてのこだわり、愛を皆さんに伝えられればと思いシリーズ化させていただきたいと思っております。
ご意見ご感想やこだわりを知りたい商品がある方はお気軽にLINE@にお問い合わせいただけますと嬉しく感じます!

 

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