夏季開催の『パリオリンピック2024』
同年7月27日(日本時間)から開会式セレモニーが行われた後、本格的に競技がスタート。
8月2日には柔道男子100キロ超級でメダルを狙う斉藤立(さいとうたつる)選手が登場。
2回戦を勝ち進み、準決勝へと駒を進めています。
今回は斉藤立選手はなぜ強い?兄・一郎氏も柔道家で強かった?について深掘りしていきます。
斉藤立選手(柔道)の経歴
斉藤立(さいとうたつる)選手は、元柔道95kg超級で2連覇を果たした斉藤仁氏の次男として大阪に誕生。
そして斉藤立選手には兄(長男)の一郎さんがいらっしゃいます。
<プロフィール>
名前 斉藤立(さいとう たつる)
出生地 大阪府
生年月日 2002年3月8日
年歳 22歳※2024年7月時点
身長 191cm
体重 170kg
柔道階級 男子100kg超級
段位 四段
所属 国士舘大学
<戦績・実績>
2013年(小学6年)全国少年柔道大会個人戦優勝。
2016年(中学3年)全国中学校柔道大会 90kg超級優勝。
2017年(高校1年)全日本カデ柔道体重別大会 90kg超級優勝
2018年4月 ロシアジュニア国際大会 100kg超級優勝
2018年9月 全日本ジュニア体重別選手権 100kg超級優勝
2021年11月 グランドスラム・バクー 100kg超級優勝
2022年4月 全日本選手権 優勝現在は国士舘大学体育学部武道学科の三年生。
【動画】斉藤立選手はなぜ強い?
2024年8月時点で22歳と、まだ若い斉藤立選手ですが、世界選手権やグランドスラムといった大きな大会でもメダルを獲得しています。
そしてパリオリンピック2024でも順調に駒を進めているのですが、なぜこれほどまでに強いのでしょうか?
斉藤立選手は身長191cm。体重170kgと、とても恵まれた体格をしています。しかしそれでも、オリンピックなどではさらに大きな外国人選手と対戦していますよね。
ではまだ斉藤立選手をそれほどご存じない方のために、斉藤立選手の試合動画をご覧下さい。
いかがでしょうか?
どの試合においても、決して後ろに引かず前に出て行き、好機を待ちながら一気に攻め入る姿勢は本当にスバたしいと感じます。
著者も柔道経験者なのですが、自分よりも大きく強い相手と分かった瞬間、無意識に身を引いてしまうものなのですが、斉藤立選手にはそれが全くありません。
斉藤立選手がなぜこれほどまでに強いのか?
それは次の四つの理由だと考えています。
故・斉藤仁氏の最強DNAを受け継いでいるから
故・斉藤仁氏の熱血指導で育って来ているから
親子で連覇の期待を一身に背負っているから
メンタルがめちゃくちゃ強いから
父である故・斉藤仁氏は才能と努力でロサンゼルス・ソウル五輪を二連覇した最強柔道家でしたが、そのDNAを受けついている事。
そして、故・斉藤仁氏は幼少期から柔道をしていた斉藤立選手への指導がハンパではなく、親子で外出し、お店の行列に並んでいる僅かな空き時間であっても斉藤立選手に柔道の指導をしていたと言います。
さらに、父の偉業を超えるためにも、斉藤立選手はその目標達成のための情熱やプレッシャーは計り知れないものと思います。
そして最後に、屈強な相手にも物怖じせずツッコんでいくメンタルがとてつもなく強いということだと思いますね!
斉藤立選手の兄・一郎氏も柔道家で強かった?
画像 左が兄・一郎氏、右が母の三恵子さん
斉藤立選手には3つ年上の兄・一郎氏がいます。
実は最初に柔道を始めた斉藤立選手ではなく、兄・一郎氏だったそうです。
一郎氏が小学4年の時に「お父さん、柔道やりたい」と、亡き父・仁氏に申し出たところ、同じタイミングで斉藤立選手も柔道に興味を持ち、一緒にはじめたそうなんですね。
体格が大きかった弟・斉藤立選手に比べ、体が細かった兄・一郎氏はなかなか柔道の試合で勝てなかったといいます。
画像・左が兄の一郎氏、右が斉藤立選手
中学から覚醒!
それまで負け続きの兄・一郎氏が覚醒したのが中学に上がってからで、大会では徐々に成果を発揮し始めたといいます。
上宮高校に進学した頃には、ジュニア柔道体重別選手権でベスト4に残るまでの実力をつけたそうですね。
高校卒業後は国士館大学へ進学され、柔道を続けますが、大学卒業と同時に柔道は引退されているようです。
現在は名古屋経済大学高蔵高校で保健体育の教員をされているそうですよ。
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