2024年夏の高校野球大会の決勝戦が8月23日に行われ、京都の京都国際高校が東東京の関東第一高校2-1で破り、見事優勝を飾りました!
京都国際高校のみなさん本当におめでとうございます!
そして激闘を見せてくれた関東第一高校にも大きな拍手を送りたいと思います。
さて、今回ちょっとした話題になっているのが、京都国際高校が「朝鮮学校」などと間違われて、中傷されているという事です。
間違った認識をしている人は、ぜひこの記事を読んで、正しい知識を得て欲しいと思っています。
この記事では京都国際高校が朝鮮学校と間違われる理由は?生徒数についても深堀して行きます!
京都国際高校が関東第一高校を破り優勝!
2024年・夏の甲子園では決勝戦が2024年8月23日(金)10時から試合が開始され、激闘の末、京都代表の京都国際高校が初優勝を飾りました。
決勝では9回まで0-で進み、延長10回で京都国際高校が2点を取り、関東第一高校も1点を返したものの、最後は京都国際高校が逃げ切り、見事優勝を手に入れました!
とぢらが勝っても決して不思議ではないほど、両校は実力差が無いチームと言えるほどの、素晴らしい戦いぶりでしたね!
【誹謗中傷反対】京都国際高校が朝鮮学校と間違われる理由
2024年夏の高校野球大会の頂点を極めた、京都代表・京都国際高校。
9回まで、強豪校である関東第一高校に一切の点を許さず、かといって相手校にも得点できず…の攻防戦からチャンスを見い出し、2点先取から勝利に繋げた戦いはやはり素晴らしかったですね。
本当に「互角の戦い」でしたので、敗れた関東第一ナインに悔しさは伝わってきました。
しかし、誰よりもその気持ちが分かっているからこそ、京都国際高校ナイン皆が、関東第一ナインを讃え、抱き合っていたシーンは感動的でした!
さて、そんな京都国際高校に対し、心無い言葉で中傷する者がいるという事実が報道されています。
こちらはそのニュース記事の一部です
校歌が韓国語であることなどから、全国ベスト4に進出した3年前、差別的な投稿や中傷が相次いだ。
コメントには民族差別や侮蔑的な内容が含まれ、短文投稿サイトのX(旧ツイッター)などに投稿されたといい、府は23日までに京都地方法務局と、サイト運営者に削除要請を行った。
ではなぜ京都国際高校が朝鮮学校と間違われているのか?
その主な理由はおそらくこれでしょう
校歌が韓国語の歌詞だから。
京都国際高校野球部がこれまで、甲子園のトーナメントを勝ち上がり、校歌を歌うたびに段々とネットでの誹謗中傷が増えたそうです…
結論を言うと、
京都国際高校は朝鮮学校ではなく、普通の一般的な高校です。
そもそも、朝鮮学校の定義は次の通りです
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を支持する在日朝鮮人組織である在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総連)と、その傘下団体の指導の下で運営されている各種学校のこと。
日本には朝鮮学校と呼ばれる学校は多数ありますが、その殆どの校名には「朝鮮」という表記が入っています。
当然ながら、京都国際高等学校には「朝鮮」という表記はありません。
なぜなら朝鮮学校ではないからですね。
京都国際高校は比較的新しい学校
京都国際高校の正式名称は「京都国際中学高等学校」で、中高一貫校です。
この学校の母体は「学校法人京都国際学園」で2003年に設立されており、同時に『日本・学校教育法第一条校』として京都府知事認可を受けています。
一条校というのは日本の法律で定められた一般的な学校のことを言います。
つまり、京都国際高校は一般的な私立高校で、決勝で対戦した関東第一高校も同じく一般的な私立高校ですので、全く同じなんですね。
京都国際高校の生徒数はどれくらい?
京都国際高校についてネット検索していると、次のような語句で検索されていることがわかりました。
確かに、どれだけの生徒数の居る高校なのかな?と気になりましたのでこちらについてリサーチしてみると、次の事が分かりました。
生徒数 138名
そのうち約半数の61名が野球部に所属
この数字、すごいですよね…この高校がいかに「野球」に情熱を注いでいるかがわかりますよね。
なぜ2024年夏の高校野球を京都国際高校が制したのか?その理由がわかった気がします。
コメント